★★★ 伸縮(線伸縮)コマンド ★★★
線・円弧を指示した位置まで、伸縮させます。
クロックメニュ−の左or右AM8時で伸縮コマンドが選択出来ます。
【 コントロ−ルバ−の説明 】
・ 一括処理は、基準線まで、一括して伸縮させます。(Ctrl+)
スペ−スキ−でも「一括処理」を選択出来ます。
《 全ての線色・線種を伸縮 》
コントロ−ルバ−の一括処理→基準線を左クリック→始線(点)・終線(点)を左クリック→コントロ−ルバ−
の処理実行
《 同一の線色・線種を伸縮 》 同一レイヤ内の同一の線(線色及び線種が同じ)で、始点と終点とも、伸縮させる
線と同一の線である事。
コントロ−ルバ−の一括処理→基準線を左クリック→始線(点)・終線(点)を右クリック→コントロ−ルバ−
の処理実行
※ 始点・終点で指示した線と交わった線が、交わった方を残して、基準線まで伸縮される。
※ コントロ−ルバ−の処理実行の替わりに、作図領域で右クリックでも、処理実行です。
・ 突出寸法は、伸縮時に基準線から突出させる寸法。
@ コントロ−ルバ−の「突出寸法」欄に、図寸で寸法を入力(実寸の時は「実寸」にチェック)
A 伸縮線・円弧を左クリック
B 伸縮位置を指示
・ 指定位置優先にチェックを入れると、円を右Wクリックで基準線の指定をした時の伸縮の場合に、伸縮する
線の指示点に近い交点が伸縮点になります。円を右Wクリックした時にのみ表示されます。(Q4参照)
・ 切断間隔は、切断寸法を入力します。
・ 実寸にチェックを入れると、切断間隔寸法が実寸になります。
【 基本操作 】
《 1本の線を基準点まで伸ばす 》
@ 伸ばす線・円弧を左クリック
A 伸ばす位置を指示
《 1本の線を基準線まで伸ばす 》
@ 基準線(伸ばす位置の線)を右Wクリック
A 伸ばす線・円弧を左クリック
《 1本の線を基準点まで縮める 》
@ 縮める線・円弧を残す側の位置で、左クリック
A 切断位置の基準点を指示
《 1本の線を基準線まで縮める 》
@ 基準線(縮める位置の線)を右Wクリック
A 縮める線・円弧を残す側の位置で、左クリック
または、直交する場合は、
@ 縮める線・円弧を残す側の位置で、左クリック
A 切断位置を指示
補足1) 線・円弧上をマウス右クリックで線を切断します。(右クリックは指示点ではありません)
【 Q&A 】
Q1 複数の線を基準線まで伸縮さす
基準線を右Wクリックして、残す方の線を左クリックしていく。
Q2 線の端点を移動する
伸縮コマンド選択時に、線の端点を移動させる方で、左AM8時にすると、端点移動になります。
※ 伸縮コマンド選択後 Shift + スペ−スキ−で、端点移動になります。
Q3 切断された円の復元(円弧を円にする)
@ 円弧の片方の端部よりで線を左クリック
A もう片方の端部を右クリック
※ 下記の方法でも出来ますが、下記の方法では、見た目は円であっても2つの円弧の集まりです。
円コマンド→コントロ−ルバ−の「円弧」にチェック→円弧上で右AM3時(中心点・A点)→切断されている
両端点を反時計廻りに右クリック
Q4 円を通過する線を基準線とする円の内部だけを残して円周上で切断する
@ 円を右Wクリック
A コントロ−ルバ−の「指定位置優先」にチェックを入れる。
B 各線を伸縮させる側で左クリックする
※ 円の片方の外側で左クリックすると、円内ともう一方の外側部分が削除されます。
Q5 重複した線の伸縮
レイヤごとに線色の設定をしている時は、伸縮させたいレイヤ以外を表示または非表示レイヤにして、目的の
線色を伸縮させます。
メニュ−バ−の設定→基本設定→一般(1)タブの「逆順サ−チ」にチェックを入れて、作図した後で「戻る」を選
択してもう一度同じ操作をして下さい。
重なった別の線(サーチ順序が入れ替わります)が選択されます。
または、
(JWW ヘルプより)
・マウスボタンクリックによるデータの選択に次の機能を追加した。
(1)Shift キー 書込みレイヤのデータを選択
(2)Ctrl キー 書込み線色・線種の線円と書込み線色の点を選択
(3)Shift+Ctrl キー 書込みレイヤ・線色・線種の線円と書込みレイヤ・線色の点を選択
上記の事より選択したい線色(線種共)を書込み線色・線種にして、重なっている方の線はCtrlキ−を押しなが
らクリックする。